福島県白河市
基本情報
人 文化 自然 ともに育む のびゆく白河
古来より「みちのく」への玄関口として歴史的、地理的にも重要な地位を占めてきた白河市。奥州三古関のひとつに数えられる「白河の関」や日本百名城にも選ばれた「小峰城」、名君・松平定信公が築造した日本最古の公園「南湖公園」など、まちを歩けば白河の礎となった歴史的遺産に出会えます。
白河の食といえば、白河ラーメンに白河そば。市内を歩いてみると、ラーメン店を数多く見かけます。その数約100件、白河ラーメンは鶏ガラベースのコクのあるスープと、手打ちのちぢれ麺が特徴です。旨さを支えているのは那須連山からの雪解け水と究極のラーメンを探し求めて止まない職人気質の店主たちが日々精進しているからです。
また、白河は信州、出雲、盛岡と並び全国4大「そば」処のひとつとしても知られております。「冷涼な気候とやせた土地、そして清らかな水のある所に旨いそばあり」といわれているように、江戸時代の藩主松平定信公が冷害に強いそばの栽培を奨励したことが、白河そばの始まりといわれています。白河そばの老舗では、山菜やとろろ、いくらおろしなど5種類の具をそばと合わせる「白河割子そば」という特徴的な食べかたも楽しめます。
白河小峰城
ホームページ
東京からのアクセス
JR東北新幹線 東京→新白河(1時間15分)
東北自動車道 浦和IC→白河中央スマートIC(1時間40分)程度
観光・自然等 名所・見どころ情報
国指定史跡 小峰城跡
東北三名城の一つである小峰城は、結城親朝が14世紀中頃に小峰ヶ岡に城を構えたのがはじまりとされ、1632年に初代藩主、丹羽長重が4年の歳月をかけて完成させた梯郭式の平山城です。その後、松平定信をはじめ7家21代の城主が居城しましたが、1868年戊辰の役により当時の城郭は失われました。平成3年に三重櫓、平成6年に前御門が史実に基づき忠実に復元され、市のシンボルとして親しまれています。
観光シーズン | 通年 |
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場所(住所) | 福島県白河市郭内 |
最寄交通機関からの所要時間 | JR東北本線白河駅より徒歩約5分 |
営業時間 | 10:00~17:00(4~10月)、10:00~16:00(11~3月) |
問い合わせ | 白河市 産業部 商工観光課 TEL0248-22-1111 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
国指定史跡 南湖公園
名君であり茶人、また優れた作庭家であった白河藩主、松平定信により、身分の差を越え庶民が憩える「士民共楽」という思想のもと、1801年に築造された日本最古と言われている公園です。呈茶や名物南湖だんごも楽しめる南湖公園は、松、吉野桜、嵐山の楓など四季折々の典雅な風趣は、多くの人々を魅了し続けています。
観光シーズン | 通年 |
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場所(住所) | 福島県白河市南湖ほか |
最寄交通機関からの所要時間 | 新白河駅から車で約10分 |
営業時間 | |
問い合わせ | 白河市 産業部 商工観光課 TEL0248-22-1111 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
国指定史跡 白河関跡
勿来、念珠と並び奥州三古関の一つに数えられる白河の関は、奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で蝦夷の南下や人、物資の往来を取り締まる機能を果たしていたと考えられています。能因や芭蕉をはじめ、時代を代表する風流人たちがこの地に憧れて多くの歌を残し、現在も風流人の想いを描く歌枕の関として愛されています。
白河の関
観光シーズン | 通年 |
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場所(住所) | 福島県白河市旗宿白河内 |
最寄交通機関からの所要時間 | 新白河駅から車で約30分 |
営業時間 | |
問い合わせ | 白河市 産業部 商工観光課 TEL0248-22-1111 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
その他の観光情報はこちらをご覧ください。
交流・体験・ツアー情報
白河だるま 絵付け体験
福々しく、鶴亀松竹梅を模様化して取り入れ縁起の良い白河だるまは、藩主・丹羽長重の時代から始まったといわれており、現在のだるまの型は松平定信の命で京都へ修行に行った瓦職人が、土型によるだるまの製法を学んでできたものです。この匠の技は渡辺家と佐川家が大切に伝統を継承しており、匠の指導のもと、世界に一つだけのだるまを作ることができます。
開催時期 | 通年(要予約) |
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開催場所 | 佐川だるま製造所 又は 白河だるま総本舗 |
住所 | 福島県白河市横町 |
主催 | 各だるま店 |
問い合わせ | 佐川だるま製造所:0248-23-4239、白河だるま総本舗:0248-23-3978 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
勾玉作り 体験
県内の遺跡から出土した代表的な土器や石器、様々な道具を多数展示する他、縄文や奈良時代の住居のレプリカで古代の生活を体験できる施設です。まほろんでは、毎週土・日を中心に、さまざまな体験学習イベントを実施しています。常時の勾玉作りの他、石包丁、土器、土笛作り等、縄文時代の文化に触れてみては?
開催時期 | 通年(製作物によっては要予約) |
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開催場所 | まほろん(福島県文化財センター白河館) |
住所 | 福島県白河市白坂一里段86 |
主催 | (財)福島県文化振興事業団 福島県文化財センター白河館 |
問い合わせ | まほろん(福島県文化財センター白河館) 0248-21-0700 |
詳細情報リンク | まほろんのホームページ |
そば打ち 体験
白河は、信州、出雲、盛岡とともに日本4大そば処のひとつに数えられ、白河の麺文化のルーツは、今から200年以上前に藩主・松平定信が冷害に強いそばの栽培を奨励したことといわれています。有段者による指導のもと、白河産そば粉を使用したそば打ちの楽しさを存分に味わって下さい。
開催時期 | 4~12月の 金・土・日・月曜日および祝日 (要予約) |
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開催場所 | 白河関の森公園「関守亭」内 |
住所 | 白河市旗宿白河内7-2 |
主催 | 白河関そば道場 |
問い合わせ | そば処「関守亭」:0248-32-2922 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
その他の交流・体験・ツアー情報はこちらをご覧ください。
まつり・イベント情報
白河だるま市
白河地方に春を告げる伝統行事「白河だるま市」は、本町から天神町に至る市内の目抜き通りを中心に、およそ700軒もの「白河だるま」や植木、飲食物等を売る露店が立ち並び、約15万人を超える人出で賑わいます。鶴亀松竹梅をあしらい、全体的に福々しく縁起の良いだるまに願い事をしてみてはいかがでしょう?
開催時期 | 2月11日 |
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開催場所 | 白河市天神町、中町、本町 |
住所 | |
最寄交通機関からの所要時間 | JR白河駅より約徒歩3分 |
主催 | 白河まつり振興会 |
問い合わせ | 白河観光物産協会内 白河まつり振興会:0248‐22‐1147 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
白河提灯まつり
幻想的な提灯の灯りが行き交う白河提灯まつりは、白河地方の総鎮守として、古くから人々の尊崇を集めてきた鹿嶋神社の大祭です。約350年の歴史と伝統を誇り、神輿の町内渡御や提灯行列、屋台・山車の引き回しなどが町内をあげて盛大に行われます。日本三大提灯まつり(白河・弥彦・一色)の一つに数えられ、別名【儀式まつり】といわれる程武家社会の格式を導入した独特の祭りで、伝統の文化として白河の地に受け継がれています。
観光シーズン | 9月中旬 |
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開催場所 | 鹿嶋神社~白河市内 |
住所 | 福島県白河市大鹿島8番地(鹿嶋神社) |
最寄交通機関からの所要時間 | JR白河駅より徒歩約15分 |
主催 | 鹿嶋神社 |
問い合わせ | 鹿嶋神社:0248‐23‐3079、(財)白河観光物産協会:0248‐22‐1147 |
詳細情報リンク | 白河 鹿嶋神社 |
白河どまん中 食と職の市
白河市は、そばやラーメン等麺文化を筆頭に、酒、菓子など「食」に定評がある他、白河だるま等民芸品をはじめ、各種産業が発達し技術が磨かれてきました。その市内各産業の協働のもと、旧市街地を歩行者天国にし、市内の「おいしいもの」や名工・などの匠の技と市内企業の製品を含めた「職」を同時に楽しめるイベントです。なお、例年ビジネスフェスタ等も同時開催され、好評を博しています。
観光シーズン | 10月下旬 |
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開催場所 | 白河市旧市街地 |
住所 | 福島県白河市中町・大手町・マイタウン白河 |
最寄交通機関からの所要時間 | JR白河駅から徒歩約5分 |
主催 | 白河食と職の祭典 実行委員会 |
問い合わせ | 白河市産業部商工観光課内:0248-22-1111(内線2214) |
詳細情報リンク | みちのくの玄関 白河市 |
小峰城 桜まつり
桜の開花時に、小峰城(城山公園)での川越藩火縄鉄砲隊の行列・演武等の実演や、夜桜のライトアップ、ステージイベントや物販販売など、様々な催しが行われます。甲冑や裃を着用しての行列や、火縄銃の発砲演武は大迫力で見ごたえがあるほか、市のシンボルでもある三重櫓に寄り添って咲く、悲しい伝説の残るおとめ桜も一見の価値があります。
観光シーズン | 4月中旬 |
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開催場所 | 国指定史跡 小峰城跡 |
住所 | 福島県白河市郭内 城山公園内 |
最寄交通機関からの所要時間 | JR白河駅より徒歩約5分 |
主催 | 小峰城桜まつり実行委員会 |
問い合わせ | (財)白河観光物産協会内 :0248‐22‐1147 |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
その他のまつり・イベント情報はこちらをご覧ください。
特産・グルメ・レシピ
白河ラーメン
白河は、松平定信の政策によるそばの推奨にはじまり、麺文化が発達した土地。現在は独自の特色のあるラーメンも好評を博しています。コシのある手打ち縮れ麺が、味わい深いスープに絡み合い絶妙な風味を描く白河ラーメン。市内には約100軒を超える店があり、職人気質でそれぞれの店主のこだわりが日々美味しさを追求し、白河ラーメン文化を築いています。
収穫時期 | 1年を通してお楽しみいただけます |
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問い合わせ | 福島県白河市産業部商工観光課:0248‐22‐1111(内線2214) |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
白河だるまバーガー
米粉100%のハート型のバンズに、南湖神社で開運祈祷をした白河だるまの焼き印が特徴的。「白河高原清流豚」と「阿武隈川メイプルサーモン」を、験かつぎの定番「カツ(勝つ)」にし勝負運UP!金運UPに縁起の良いカレー味(一部タルタル)で、恋愛運や運気UPの食材としてトマト、チーズ、サーモン、米粉等を使用。材料は全て白河産。開運や食の安全にこだわった完全地産地消のバーガーです。
収穫時期 | 1年を通してお楽しみいただけます |
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問い合わせ | 福島県白河市産業部商工観光課:0248‐22‐1111(内線2214) |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
白河そば
今から200年以上前に藩主・松平定信が冷害に強いそばの栽培を奨励したことが白河のそば文化のルーツといわれています。信州、出雲、盛岡とともに日本四大そば処のひとつに数えられ、打ち方、つなぎ、つゆに各店独自の技を活かした味は好評を博しています。
収穫時期 | 1年を通してお楽しみいただけます |
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問い合わせ | 福島県白河市産業部商工観光課:0248‐22‐1111(内線2214) |
詳細情報リンク | (財) 白河観光物産協会 |
その他の特産・グルメ・レシピ情報はこちらをご覧ください。
その他情報
ツーリズムガイド白河
小峰城や南湖公園、白河関跡をはじめ、白河の観光名所をボランティアで案内して下さる団体です(移動に交通費が発生する場合や昼食等にかかる場合は、ガイドさんの分もご用意いただいています)。
問い合わせ | (財)白河観光物産協会:0248‐22‐1147 FAX:0248‐22‐0117 |
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詳細情報リンク | (財)白河観光物産協会 |