青森県八戸市

基本情報

多彩な魅力に出会える港町、八戸

太平洋に面した青森県の南東部に位置し、岩手県北地域を含めた南部地方の中心として栄えてきた八戸市。イカの水揚げ量日本一を誇る水産都市であり、北東北有数の工業都市としても有名です。
また、種差海岸に代表される美しい自然や八戸せんべい汁、八戸前沖さばといった豊かな食、そして地元の人々とのふれ合いが魅力の朝市・横丁文化など、多彩な魅力にあふれています。
活気ある港町八戸で皆様をお待ちしております。おんでやぁんせ八戸!

国内最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」

東京からのアクセス

【鉄道】
東京駅~(東北新幹線)~八戸駅(最短2時間45分)
【航空】
羽田空港~(JAL)~三沢空港(約1時間25分) 三沢空港~(シャトルバス)~八戸(八日町)(約55分)

観光・自然等 名所・見どころ情報

三陸復興国立公園・種差海岸

三陸復興国立公園の北の玄関口に位置する種差海岸は、奇岩や白浜、美しい芝生が波打ち際まで続く天然芝生地など、変化に富んだ景観が見どころ。海岸線に沿って「みちのく潮風トレイル」が開通しており、歩くスピードで旅することで、乗り物の旅では味わえない絶景や感動に出会うことができます。
また、種差海岸は650種を超える植物が咲き誇る「花の渚」でもあります。この美しい景観は、多くの文人や画家に愛され、司馬遼太郎氏は『街道を行く 陸奥の道』にて「どこか宇宙からの来訪者があったら一番先に案内したい海岸」と表現しました。

花の渚「種差海岸」

観光シーズン 通年
場所(住所) 八戸市大字鮫地区
最寄駅 JR鮫駅、陸奥白浜駅、種差海岸駅、大久喜駅
問い合わせ 0178-51-8500(種差海岸インフォメーションセンター)
詳細情報リンク 種差海岸

陸奥湊駅前朝市、館鼻岸壁朝市

朝市が多いことで知られている八戸は、市内の8つの場所で9の朝市(夕暮れ市を含むと10)が開催されています(※平成30年5月現在)。
昔ながらの風情を残しているのが「陸奥湊駅前朝市」。午前3時というまだ夜も明けないうちから店が開き始め、「イサバのカッチャ」と呼ばれる魚商のお母さんたちの威勢のよい声が響き渡ります。
また、300以上の店が立ち並び、毎週1万人から2万人もの人出を誇るのが「館鼻岸壁朝市」。ここで揃わないものはないといわれる巨大朝市で、活気ある八戸の朝が堪能できます。

陸奥湊駅前朝市

場所(住所) 陸奥湊駅前朝市/JR陸奥湊駅前
館鼻岸壁朝市/JR陸奥湊駅より徒歩10分
最寄交通機関からの所要時間 八戸駅~JR陸奥湊駅前、陸奥湊駅から徒歩15分
(湊日曜朝市・海の朝市)
開催日程 陸奥湊駅前朝市/通年(ただし毎週日曜日と年始は休み ※八戸市営魚菜小売市場は第二土曜日も休み)、午前3時~正午
館鼻岸壁朝市/3月中旬~12月末の毎週日曜日、午前3時(日の出)~9時頃
問い合わせ 陸奥湊駅前朝市/0178-33-6151(八戸市営魚菜小売市場)
館鼻岸壁朝市/0178-27-3868((協)湊日曜朝市会)
詳細情報リンク 八戸市内朝市

横丁

八戸市中心街に張り巡らされた8つの横丁にはそれぞれ独特の雰囲気があり、港町・八戸の郷土料理が味わえる居酒屋、常連客が集う小料理屋、老舗のスナックやバー、エスニック料理店など、バラエティ豊かなお店が揃います。店主や隣の客との距離が近く、すぐに仲良くなれることも魅力の一つ。初めて訪れても話が弾み、懐かしさすら感じる不思議な感覚があります。平成14年には、東北新幹線八戸開業に伴って「みろく横丁」が誕生し、今や八戸のシンボル的存在に。八戸の横丁文化は、市民や観光客、出張で訪れたビジネスマンなどに広く親しまれています。

観光シーズン 通年
場所(住所) 八戸市中心街
最寄交通機関からの所要時間 JR本八戸駅より徒歩約15分
営業時間 各店舗によります
問い合わせ 各店舗へお願いします
詳細情報リンク 八戸屋台村 みろく横町

八食センター

八戸港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や生鮮野菜、県南地方の物産やおみやげなどがそろう巨大市場。全長170メートルのビッグストリートに、約60店舗が軒を連ねています。館内には「厨スタジアム」と「味横丁」の2つの飲食街があり、市場で買った魚介類や食材を七厘で焼いて食べる「七厘村」も人気のスペースです。

観光シーズン 通年
場所(住所) 八戸市河原木字神才22-2
最寄交通機関からの所要時間 八戸駅からバス(約10分)
営業時間 市場棟/午前9時~午後6時(毎週水曜日休 ※お盆・年末等は臨時営業)
味横丁/午前9時~午後6時30分(毎週水曜日休 ※お盆・年末等は臨時営業)
厨スタジアム/午前9時~午後9時(年中無休)
問い合わせ 0178-28-9311
詳細情報リンク 八食センター

その他の観光情報はこちらをご覧ください。

八戸観光Navi
八戸市の観光ブログ「たねブロ」
八戸市観光課(Twitter)

交流・体験・ツアー情報

里山での蕎麦打ち体験

山の楽校は木造校舎(旧増田小中学校)を拠点にした体験・交流施設。ここでは、そば打ち、南部せんべい焼き、布ぞうりづくりなどの田舎暮らしを体験できます。体験の時には、この地区に住むおじいちゃんやおばあちゃんがとても優しく接してくれ、心あたたまる交流をすることができます。

開催時期 通年
開催場所 山の楽校
住所 青森県八戸市南郷大字島守字北ノ畑6-2
主催 山の学校運営協議会
問い合わせ 0178-82-2222
詳細情報リンク 青葉湖展望交流施設(通称・山の楽校)

四季の旬のフルーツ狩り

八戸市南郷地区は日本の原風景が広がる里山。この里山で1年を通じて旬のフルーツ狩りを体験できます。摘んだばかりの、イチゴ、さくらんぼ、ラズベリー、ブルーベリー、カシス、プラム、サジー、りんごの味わいは格別です。参加費用及び時間はフルーツによって異なります。

りんご狩り

開催時期 通年
開催場所 観光農園
住所 青森県八戸市南郷地区内
主催 八戸市南郷観光農業振興会
問い合わせ 0178-82-2902(事務局:グリーンプラザ南郷)
詳細情報リンク グリーンプラザなんごう

観光遊覧船

八戸港をぐるっと周遊する観光遊覧船。観光遊覧船では八戸臨海部の工場地帯や日本有数の水揚げを誇る漁港を眺めることができます。また、ウミネコの飛来時には近くによって来るウミネコとのふれあいを体験することもできます。なお、周遊時間、運行期間、及び運行ルートは運行会社によって異なります。

遊覧船とウミネコ

<八戸港遊覧船シャーク号>
開催時期 4月末~10月末
開催場所 八戸市沼館 沼館緑地公園
主催 観光漁業食品
問い合わせ 0178-34-2363(観光漁業食品)
0178-24-0489(シャーク号待合室)
詳細情報リンク 八戸港観光遊覧船シャーク号 | 陸奥湊・小中野の見どころ・観光スポット - 八戸観光Navi
<観光遊覧船はやぶさⅡ>
開催時期 4月初旬~10月末
開催場所 八戸市鮫町字鮫80-1
主催 有限会社八戸通船
問い合わせ 0178-33-3430
詳細情報リンク 観光遊覧船はやぶさⅡ

その他の交流・体験・ツアー情報はこちらをご覧ください。

体験プログラム

まつり・イベント情報

国重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」

およそ300年の歴史と伝統を誇り、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「八戸三社大祭」(はちのへさんしゃたいさい)。2016年12月1日には、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」への登録が決定しました。
一番の見どころは、おがみ神社・長者山新羅神社・神明宮の三神社の神輿行列と、神話や歌舞伎等を題材に各山車組が制作した27台の山車の合同運行。高さ10m・幅8mにもなる山車が通るたび、沿道では大きな歓声があがります。また、ライトアップされた山車が夜空に浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出す夜の運行では、昼とはまた違った雰囲気が楽しめます。

開催時期 7月31日~8月4日
開催場所 八戸市中心街
最寄交通機関からの所要時間 JR本八戸駅から徒歩10分
住所  
主催 八戸三社大祭運営委員会
問い合わせ 0178-41-1661((公社)八戸観光コンベンション協会)
詳細情報リンク 八戸三社大祭

加賀美流騎馬打毬

八戸三社大祭の中日(8月2日)に長者山新羅神社・桜の馬場で奉納されるのが、青森県無形民俗文化財に指定されている、加賀美流騎馬打毬(かがみりゅうきばだきゅう)。騎馬武者が紅白に分かれ、馬上から毬杖を使って毬を拾い、ゴールの毬門に投げ入れる競技で、馬体をぶつけ合って毬を奪い合う様には迫力があり、東洋のポロとも呼ばれる古典スポーツです。
馬産地で馬術が盛んな八戸藩において武芸奨励のために始められたとされ、この種の打毬は国内でも宮内庁と山形県に保存されているのみとなっています。

開催時期 8月2日
開催場所 長者山新羅神社・桜の馬場
住所 青森県八戸市長者1-6-10
最寄交通機関からの所要時間 JR本八戸駅から徒歩25分
主催 八戸騎馬打毬会
問い合わせ 0178-70-1133(POLO ライディングクラブ)
詳細情報リンク 加賀美流騎馬打毬

国重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」

国の重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」は、八戸地方の豊作を願う郷土芸能。その名は田をならす農具「えぶり」や「いぶり」(ゆすぶり)に由来すると言われ、冬の間眠っている田の神をゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式とされています。
見どころは、太夫(たゆう)と呼ばれる舞手が、馬の頭をかたどった華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振る独特の舞。その舞は、種まきや田植えなど、稲作の一連の動作を表現しています。また、太夫の舞の合間に披露される、子どもたちによる祝福芸も、可愛らしく優雅な仕草で観客に人気があります。

開催時期 2月17日~2月20日
開催場所(住所) 八戸市中心街
八戸市公会堂 青森県八戸市内丸一丁目1-1
更上閣   青森県八戸市大字本徒士町5番地の4 他
最寄交通機関からの所要時間 JR本八戸駅より徒歩約5~15分
主催 八戸地方えんぶり保存振興会
問い合わせ 0178-41-1661((公社)八戸観光コンベンション協会)
詳細情報リンク 八戸えんぶり

特産・グルメ・レシピ

八戸せんべい汁(農山漁村の郷土料理百選)

「八戸せんべい汁」は、鶏肉や野菜などで出汁をとった鍋に、おつゆ用の南部せんべいを割り入れて煮込んだ八戸の郷土料理です。せんべいが汁を吸い、ほどよい固さが残った「アルデンテ」になったら食べごろ。モチモチ、シコシコとした独特の食感は、クセになる美味しさです。
現在では、市内外の200以上の店舗で食べられるほか、都内でも食べられるお店が増えてきています。基本の鶏出汁×醤油系のほかに、魚出汁×塩系、馬肉×味噌系など、バリエーションも豊富です。

収穫時期  
問い合わせ 0178-46-4040(八戸市観光課)
詳細情報リンク 食彩・八戸せんべい汁

いちご煮(農山漁村の郷土料理百選)

ウニやアワビの漁場である八戸沿岸で、漁師たちの豪快な浜料理として生まれたのが、ウニとアワビを煮込んだ贅沢な潮汁「いちご煮」。その名の由来は、お椀に盛り付けたとき、乳白色の汁の中にあるウニが「朝もやの中に霞む野いちご」のように見えたからだといわれています。口に含むと、豊かな磯の香りが口の中いっぱいに広がります。
現在では、高級なお吸い物として割烹などで提供されているほか、炊き込みご飯にして食べると美味しい缶詰も贈答用として親しまれています。

収穫時期  
問い合わせ 0178-46-4040(八戸市観光課)
詳細情報リンク 食彩・いちご煮

八戸前沖さば

海水温の低い八戸沖では、冷たい海で脂肪を蓄えた粗脂肪分の高い大型のさばが水揚げされます。中でも、秋以降の一定期間内に三陸沖以北の近海で漁獲し、八戸港に水揚げされたものが「八戸前沖さば」としてブランド認定されており、"日本一脂ののったさば"として高い評価を受けています。
八戸前沖さばを味わうなら、まずはシンプルな串焼きがおすすめです。また、八戸には、〆さばや棒寿司、味噌煮などの定番料理はもちろん、さば出汁のせんべい汁や、さばをバンズに挟んだ「サバーガー」など、多彩なさば料理が味わえるお店もあります。

収穫時期 おおよそ8月から12月まで
問い合わせ 0178-43-5111(八戸商工会議所内 八戸前沖さばブランド推進協議会)
詳細情報リンク 八戸前沖さばブランド推進協議会

南郷そば

南郷地区は全体が丘陵地で、古くから冷涼で湿地を好むそばの栽培が盛んに行われてきました。品種は「階上早生」(はしかみわせ)で、栽培期間が短く、粘りと香りが強いのが特徴です。夏から秋にかけて栽培され、8月下旬には真っ白なそばの花のじゅうたんが広がります。9月から10月頃に収穫され、11月頃からは新そばを食べることができます。

収穫時期 9月~10月
問い合わせ 0178-46-4040(八戸市観光課)
詳細情報リンク 南郷そば

その他の特産・グルメ・レシピ情報はこちらをご覧ください。

食彩

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